慢性腎臓病CKDにならないように気をつ...
 
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慢性腎臓病CKDにならないように気をつけましょう。

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(@kazfuj250508)
サポーター Admin
結合: 2か月前
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慢性腎臓病CKDにならないように気をつけましょう。

■まずは腎臓とは、機能や特徴
1血液中の老廃物を尿として排出
2電解質の調整、血圧の調整
3赤血球の生産指令、骨の強化促進
4腎臓の組織は糸球体ネフロン約100万×2個
5血流量は毎分1から1.2L

■慢性腎臓病CKD
日本の慢性腎臓病患者数は約2000万人(成人5人に1人)と推計されているようです。2024年現在(日本腎臓学会)

診断について
腎障害が3か月以上続いていることで判断されるようです。
尿異常など障害の状態が明らかである。蛋白尿が重要。
GFR<60ml<分<1.73㎡

重症度は原疾患・GFR区分・尿蛋白区分を合わせたステージにより決まります。
原疾患 糖尿病 高血圧 腎炎 多発性嚢胞腎 移植腎 不明他
尿蛋白区分 A1 A2 A3
GFR区分
G1 正常または高値(GFR≧90)
G2 正常または軽度低下(90>GFR≧60)
G3a 軽度~中等度低下(60>GFR≧45)
G3b 中等度~高度低下(45>GFR≧30)
G4 高度低下(30>GFR≧15)
G5 高度低下~末期腎不全(15>GFR)

慢性腎臓病(CKD)が進行すると、夜間尿、むくみ、貧血、倦怠感、息切れなどの症状が現れてきます。腎不全になると人工透析または腎移植が必要になる大変な病気です。

私は腎臓癌で全摘して片腎になりました。
術後は癌の転移のことばかり考えていました。血液検査では片腎なのでクレアチニンは少し高いけど問題なしと言われていましたので他のことは気にしていませんでした。
5~6年過ぎたころある医師より「残された1つの腎臓を大切にして慢性腎臓病にならないようにしましょうね。」と言われてなになにと調べてみることにしました。
まずは腎癌を手術してくださった医師に質問したところ。「今のところ問題ないけど、塩分と血圧だけは注意して」でも「残された腎臓は1.5倍くらいに大きくなって機能も上がっているから心配ない」と言われました。他の医師や管理栄養士にも協力して頂いてCKD予防策案を出してもらいました。
提案された内容は、一般的なことが多いですが。
・毎日血圧の記録を取り医師にデータを見せる。標準値内を維持し高血圧になれば投薬治療。
・コレステロールと尿酸値。高くなれば投薬治療。
(食事関連)
・塩分摂取量を普段より少なくする 6g/日。
・たんぱく質(体重1キロあたり1.0g)、カリウム(2000㎎以下)暴飲暴食はしない。
・メタボにならないように運動する。
・風邪薬や痛み止めは薬局で買わないでほしい。(代謝で腎臓に負担がかかる成分が入っているので医師に聞いてから)
けっこう盛りだくさんの指示がでました。

5年くらい経ちました。
現在:eGFRは52.9 (5年前とほとんど変わりはありません。)
コレステロールと尿酸値。これが引っかかるようになり 投薬中。
食事については守れないこともありますが、なるべく減塩して先々CKDにならないようにしたいと思っています。

一般財団法人 日本腎臓学会
慢性腎臓病CDKのガイドラインを見ることが出来ます。


   
引用